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​健康な和牛を使うこだわり

個人プロフィール

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良い牛とはなんだと思いますか?
有名ブランド牛でしょうか?

最高ランクの格付けでしょうか?
値段が高ければ良いお肉なのでしょうか?

 

一般的に、有名ブランド牛やA5ランクのお肉と聞くと聞こえが良く、美味しいお肉というイメージがあります。
 

ブランド牛になるためには各自治体が定めた規定があり、格付けが大きく関わっています。

格付けは歩留まりや肉質、脂肪交雑(サシ)を総合的に判断して行われます。A5ランクが最高とされ高値で取引されることから、A5ランクを目指して肥育する農家さまがほとんどです。
 

しかし、実はA5ランクのお肉はホルモン剤を投与されたお肉であるケースが多く見られます。ホルモン剤を投与された牛は短い期間で体が大きくなり霜降りになるため、全体の8割もの農家さんが使用しているといわれています。
 

ホルモン剤を投与された牛は、見た目は綺麗で美味しそうなのですが、食べると少量でも胃もたれしてしまいます。磨匠ながやまではホルモン剤を使用せず、牛本来の自然な成長スピードで成長した、健康な牛にこだわっています。


私がここまでホルモン剤不使用にこだわるのには理由があります。それはお客様とお話をさせていただく中で「和牛は若い時は食べられたけど、歳をとったら胃もたれして食べられなくなった」というご意見があまりにも多かったからです。実際、私もホルモン剤の存在を知るまではそう感じていました。

 

私がホルモン剤の存在を知るきっかけになったのは、宮崎で尾崎牛を肥育されている尾崎さんとの出会いでした。
尾崎さんはホルモン剤を使用している今の畜産業界に誰よりも早く警鐘を鳴らしており、そんな尾崎さんが育てた尾崎牛を初めて食べた時の衝撃は今でも憶えています。


牛も人間と同様に食べたものが身体を作っていきます。ホルモン剤を使用せず健康に育った牛は、見た目の派手さはないかもしれませんが、脂は甘く肉の味もしっかりした力強い味わいがあり、そして、胃もたれしません。初めてご来店されたお客様は半信半疑でお召し上がりになりますが、食べ終わった時に「本当に胃もたれしない」と驚かれます。

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